ストレッチとは、言葉の通り
「筋肉を伸ばす」ことです。
筋肉は異常があると縮みます。
伸ばされた筋肉は血流が促進され、
正常な動きを取り戻します。
このためストレッチには、
様々な役割があります。
- 運動前のウォーミングアップ
- 運動後のクールダウン
- 体の柔軟性を高める(柔軟体操)
などが主なものです。
今日は、ストレッチについて、
誤解されがちな常識?について
お話します。
☆痛くてもガマンする?
ストレッチは痛い方が効くと、
痛みをガマンしていませんか?
しかし、残念ながら、
痛みをガマンしたからといって
体が柔らかくなるわけではありません。
痛くない範囲でも、
筋肉がきちんと伸ばされていれば、
ちゃんと効果はあるのです。
むしろ、痛みから逃げようとして、
背中が曲がったりして、姿勢が崩れてしまうと、
伸ばそうとしている部分が
きちんと伸びなくなりますので、
ストレッチの効果が減ってしまいます。
ストレッチは、
正しい姿勢で、痛くない範囲で行う
ことが重要なのです。
☆ストレッチは長くやるほど効果がある?
最近は、同じ姿勢でのストレッチで
効果が上がるのは40秒までで、
それ以上続けると、筋肉に疲労物質がたまり、
効果が薄れてしまうという説もあります。
筋肉を無理に長時間伸ばそうとすると、
オーバーストレッチになり、
むしろ筋肉を痛めてしまいます。
それでは元も子もありません。
☆反動をつけた方が効果がある?
これはよく言われていることですが、
反動をつけると、筋肉や腱に必要以上に
無理な力がかかってしまいます。
これも筋肉を痛める原因となり、
良いことではありません。
また、反動に耐えようと筋肉を固めるため、
肝心の伸ばそうとしている筋肉ではなく、
別の筋肉を伸ばしてしまったりもします。
ストレッチは、楽な範囲でやればOKなのです。
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まとめます。
ストレッチのコツです。
- 痛くない範囲で、正しい姿勢で行う
- 長くやりすぎない。40秒までが目安
- 反動はつけない
痛みとは、体が
「そうしないように!」
と発している警告です。
ストレッチに無理は禁物です。
痛くない範囲で、正しい姿勢で行いましょう。
Fujimoto