今日は、軸を保って動くコツについてお話します。
・お腹を凹ませ、お尻を締める
前回お話したやり方で、すべての動きの基本です。
腰が立ち、お腹に力が入ります。
腰が反り過ぎてしまうこともなく、腰痛も防げます。
日頃の生活の中でも、常に意識できるとよいです。
・空から糸で吊り下げられている意識
頭の頂点が空から糸で吊り下げられている、
とイメージします。(「スカイフック」という意識です。)
このイメージを保つことで、軸を保って動くことができます。
また、上あごを意識し、そこから体がぶら下がっているように
イメージする、という方法もあります。
(参考:「身体のホームポジション」:藤本靖 著)
・階段を上るときは斜め上を見る
階段を上るときは、足元を見てしまいがちですが、
斜め上を見ながら上ります。
そうすると、頭が前に出ないため、
体の軸ができて楽に階段が上れます。
下を見てしまうと、頭が前に出るため、
体重がつま先にかかり、膝に負担が
かかってしまいます。
唯一の方法、というものはありません。
自分に合ったものを選んで、試してみてください。
Fujimoto