【コラム】心・技・体（２）「体」を鍛える

前回は「心・技・体」の中で、
おろそかにされてしまいがちな
「心」と「体」の重要性をお話ししました。

「そうか。体が大事なのか」
と思ったら、皆さんは何をしますか？

体には「正しい動き」があります。
アマチュア選手のフォームが個性的なのに比べ、
トッププロ選手の動きは、皆スムーズで美しいものです。
動きが美しいということは、理にかなった「正しい動き」
であるということです。

その「正しい動き」をするためには、実は
「正しい動きができる体」であることが必要です。

例えば、軸ができていること、
大腰筋が使えていること、
小指を使えていること、などです。
簡単ではありませんが、磨けば体はきっと応えてくれます。

筋トレよりも、「正しい動きができる体」にすることの方が、
パフォーマンスを大きく向上させる効果があります。
「正しい動き」は体への負担も小さいですから、
故障もしにくくなります。

「体を鍛える」ことを考えるときには、
「正しい動きができる体」にしていくことが、
何より大事なのです。

このコラムでは、身体についての正しい知識を
伝えていきたいと考えています。

Fujimoto