「心・技・体」
知らない人はいないほど、有名な言葉です。
元となっているのは、嘉納治五郎が柔術の目的として
記した言葉だそうです。
(ちなみに、体・技・心の順だったそうです。
心・技・体 じゃなく 体・技・心 について|ぼんやり おじさんの備忘録)
心・技・体、全てが揃うのが理想です。
しかし、日頃の練習となると、
つい「技」に偏ってしまいがちです。
テニスであれば、クロスのスライスの練習、
ドロップボレーの練習、というように。
もちろん、技の練習も必要です。
しかし、重要なのは、
心>体>技の順ではないでしょうか。
「技」を支える「体」
「体」は、ついおそろかにされがちです。
ケガをして初めて、健康のありがたさにわかる、
というケースが多いのが実情です。
しかし体というのは、磨いただけ光る、すばらしい道具です。
それは歳を取っても同じです。遅すぎることはありません。
体が変われば、同じ技でもレベルが変わります。
「心」は全ての土台
その体と技を支えるのが「心」です。
同じ練習をしても、意識が違えば密度が変わります。
一流のプレイヤーともなると、
日常がトレーニングです。
常にそのような意識を持っているからです。
また、いくら練習でうまくプレイできても、
それを実際の試合で発揮できなければ
意味がありません。
結局のところ、パフォーマンスを決めるのは、心なのです。
技ももちろん大事ですが、その前に
心と体にも目を向けてみましょう。
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