【コラム】ストレスに負けないために(1) 呼吸を深くする


仕事などで慢性的に精神的なストレスにさらされると、
お腹が緊張してしまうことがあります。
これは、横隔膜がストレスの影響を受けやすいためです。

横隔膜は呼吸を行う部分ですから、
ストレスの影響を受けると、
呼吸が浅くなってしまいます。

呼吸はエネルギーを取り込む大事な動作です。
呼吸が浅くなると、元気がなくなってしまう。
元気がなくなってしまうと、より呼吸が浅くなる…
という悪いサイクルに入ってしまいます。

それでは、「ストレスがお腹に来ているな…」と気づいたら、
どうすればよいでしょうか?

・呼吸を深くする

呼吸が浅くなってしまっているわけですから、
深い呼吸ができるようになれば、精神的なストレスを、
なくすことはできないまでも、軽減することができます。
そこで今日は、深い腹式呼吸をするためのエクササイズを紹介します。

・エクササイズ

仰向けに寝て、お腹(おへそのあたり)に両手を当てます。
息を吐きながら、お腹を手で軽く押し、お腹を凹ませていきます
吐き切るまでに、5秒から、できれば10秒くらいかけます。

次は逆に、息を吸いながら、お腹に乗せた手を持ち上げ、
お腹をふくらませていきます。
こちらは3~5秒程度で大丈夫です。

この動きを呼吸と共に繰り返すことで、
呼吸を、長く、深く行うことができるようになります。

ストレスがお腹に来たかな、と思ったときなどに、
試してみてください。

Fujimoto

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