今日は、姿勢良く立つための
コツについてお話します。
くるぶしを結ぶラインを意識する
(2)でお話した通り、
体重は、くるぶしを結んだライン上に乗る
ことを意識します。
それよりも前に体重がかかると、
不要に足腰の筋肉を働かせることになり、
上体のバランスも崩れます。
というのが前回のお話でした。
靴を選ぶ
靴は、足の裏の、そのまた更に土台です。
その靴の底が、片側ばかりがすり減っているとしたら、
坂道に立っているようなものです。
いくら上に乗る身体が頑張っても、
姿勢を良くするのは難しいでしょう。
MBTなどのトーニングシューズは、
履いているだけで、足裏や身体のバランスを
活性化させる機能を持つ靴です。
日常的に姿勢を意識できなくとも、
勝手に姿勢を正しくする効果が得られるので、
試してみるのも良いでしょう。
(参考:
・実録トーニングシューズの効果|バランストーニングシューズの評価
・“履くだけフィットネス”「トーニングシューズ」が通勤の定番に)
足裏のアーチを活性化させる
足裏には3つアーチがあります。
前後方向に2つ、左右方向に1つです。
(参考:3本のアーチが安定すると… | Ba2ne)
これまでは足裏の前後方向のバランスの話でしたが、
足裏の左右方向にもバランスがあります。
左右のバランスが悪い状態で過ごしていると、
内外のくるぶしの下を押すと、かなり痛みます。
この左右のアーチを活性化させる簡単な方法が、
「片足立ち」
です。
片足立ちをすると、足の甲のあたりが
フラフラと動いてバランスを取ります。
これが、足のアーチのセンサーを
活性化させているということです。
その際も、体重がくるぶしを結んだラインに
乗っていることを意識すると良いでしょう。
本来、こういった足のバランスのセンサーは、
誰もが持っているものです。
しかし、舗装された平らな道しか歩かない環境では、
バランスを取る必要もないものですから、
退化してしまっているのです。
ケニヤのマラソンの選手たちは、
日常的に、石がむき出しになった道を
走っているそうです。
常にバランスを取ることが求められる環境からすれば、
平らな道を走ることは簡単に感じられることでしょう。
まとめます。
姿勢良く立つためのコツは次の通りです。
- くるぶしを結ぶラインに体重がかかっているか意識する
- トーニングシューズなどを利用するのも良い
- 足裏のアーチを活性化させるには、片足立ちが有効
次回は、姿勢良く座るということについてお話します。
参考:
・“履くだけフィットネス”「トーニングシューズ」が通勤の定番に
・実録トーニングシューズの効果|バランストーニングシューズの評価
・3本のアーチが安定すると… | Ba2ne