「呼吸」とは、文字通り吐いてから吸います。
胸式呼吸では、吸ってから吐きます。
これは西洋式で、体を動かすことを主体とするものです。
一方、腹式呼吸では、吐いてから吸います。
自分で気づかないうちに、
息のしかたが「呼吸」ではなく、
「吸呼」になってしまっていたならば、
それは健康な状態ではありません。
不健康な状態では、胸や肩で息をします。
息が速く、浅い、気が上がっている状態です。
ヨガでも、息をする訓練・修行があります。
特に高度な修行は、「断食」ではなく「断息」なのだそうです。
人間、一日食べなくても死にはしませんが、
呼吸を一日止めるのは不可能です。
それだけ呼吸は大事なのです。
健康も病気も、夜に作られます。
呼吸法は、寝る前にするのが一番です。
ただし、無理をする必要はありません。
できるところで、できる長さで続けることが大切です。
いい習慣を身につけましょう。
Fujimoto