【コラム】丹田(1) 丹田と胆(ハラ)

「丹田」
へそ下三寸(約9cm)の仙骨の前あたり、
女性は子宮のあたりでしょうか。
まずは、アバウトに「下腹部」の意識でOKです。

日本は胆(ハラ)の文化です。

  • 胆力
  • 肝(きも)→心、まごころ、肝心
  • 度量→広く、おおらかな心
  • 腹→腹が癒える(怒りや恨みなどが解け、気が腫れる)

武士は胆を修練しました。
切腹は腹を切ります。
胆(はら)を決めて腹(はら)を切るのです。

まずは、丹田があることを信じて下さい。
信じることと、信じられないことでは大きく違います。
鰯の頭も信心から、です。

丹田は体の中心なので、重要です。
丹田ができると、胆が据わります。
信心ができ、中心軸ができると、
人生の荒波を乗り切り、人生が楽になる人間の基礎、
土台となります。
辛いときに力が湧き出てくるところが丹田です。
こういう力を持ったお母さんを
「肝っ玉母さん」と呼びます。

丹田はひとつの武器、道具です。
丹田はフィルターで、良い悪いを選んで取り入れます。
丹田ができていると「邪気」を受け付けません。

腹が据わった状態で、度胸、
肝っ玉がある人になりましょう。

Fujimoto

丹田(2) 丹田と肛門

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