皮膚は、全身でつながっています。
体のある部分で皮膚が動かなくなると、
他の部分も引っ張られてしまい、
動きにも支障が出てきます。
例えば、背中や腰の調子が悪くなり、
皮膚が動かなくなると、
つながっている肩の皮膚も引っ張られるため、
肩が上がりにくくなります。
この状態で、無理に肩を上げようとすると、
肩を痛めてしまいます。
これが五十肩のメカニズムです。
ここまでの話をまとめます。
皮膚は身体の調子を表しています。
触るだけで、調子が良い部分、悪い部分がわかります。
調子が悪い部分は、皮膚の動きが悪くなり、
筋肉も固くなっています。
痛みがあるかもしれません。
それでは、そのように調子が悪くなっている部分は、
どうすればよいのでしょうか?
次回は、皮膚から身体を整える方法について、
お話ししていきます。
→皮膚から身体を整える(3)
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