前回は、四十肩が起きる、
典型的なパターンについて説明しました。
- 日頃崩れた姿勢で生活をしていて
腕や肩を使うこともないと、
首や肩、背中、脇腹の筋肉が固まる - この状態で腕を上げようとすると、
肩の筋肉に負担がかかり、炎症を起こす
それでは、四十肩を防ぐためには、
どうしたらいいのでしょうか?
☆筋肉が固まったら/固まる前にほぐす
肩こりを防ぐ一番簡単な方法は、
肩や首、背中の筋肉を動かすことです。
例えば、ストレッチポールを使うと、
自分では触れない背中の筋肉が、
驚くほどほぐれます。
「軸を作る」で紹介した、
腕を回すエクササイズも有効です。
数時間に1回、1分ほど行うだけでも
十分効果があります。
何かにつかまって、
ぶら下がるのも良いでしょう。
30秒程度でも効果があります。
マッサージも効果はありますが、
大きな筋肉の表面から、
内部の筋肉に働きかけるのは、
マッサージする方も力が必要ですし、
されるほうも痛みます。
自分で動かせば、筋肉を中から
温めることができるのです。
☆良い姿勢を保つ
固まった筋肉をほぐすことは、
大事なことですが、対症療法です。
原因を絶たなければ、
必ず同じことを繰り返します。
肩や背中の筋肉が固まる原因は、
悪い姿勢で過ごしていることです。
良い姿勢で過ごしていれば、
肩や背中の凝りを元から絶てます。
そのためには、まず正しい姿勢で
座れるようになることです。
正しい座り方については、
次のシリーズで説明していきます。
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